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発売から1年と6ヶ月たった片頭痛予防の注射薬、結局おすすめはどれ?

結局どれがいいの?片頭痛予防の注射薬を徹底比較! 片頭痛予防の注射薬に エムガルティとアジョビとアイモビーグの 三種類があるのは分かったけど 結局どれを選べばいいの...

↑こちらの記事を書いて早1年と6ヶ月……

4月の薬価改定により、
すこーしだけ値段が下がったのもさることながら
結局どれが一番効くのか?
という答えも出つつある現場からお伝えします!

結論:初回のエムガルティが最強

以下なぜ「初回」のエムガルティ?初回以降の効果はどうなのか?
の二点について詳しく説明していきます。

なぜ初回なのか?

ずばり、エムガルティは初回投与二本なので、薬剤の血中濃度が上がりやすいのです!

初回二本の同時接種を強要されるエムガルティは正直って他の注射薬よりお高いです。

しかし裏を返せば、初回二本打ちが唯一、国から安全性の認められている注射薬とも言えるわけです。

現場で実際に患者さんの声を聴いてみると、圧倒的に初回エムガルティ二本打ちしたときの片頭痛消失率が高いのが分かりました。

初回以降はどうなのか?

では、初回以降の効果はどうなのか?

はっきり言ってしまうと

初回ほどの驚異的な威力は発揮しません。

これは、初回に二本打って血中濃度が上がり、劇的に片頭痛が減った感動と比べてしまうので、心理的な側面もあると思います。

しかし、実際に打った患者さんの声を聞くと「初回ほど効かない」という人が多いです。

ただし、全く効果がなくなってしまったというより
続けることによって、さらなる片頭痛の減少は期待できない
といった感じです。

再度二本打ちをしたいときはどうしたらいいのか?

いらすとや

そんなに二本打ちが効果的なら
もう一度二本打つにはどうしたらいいの?

前回接種から3ヶ月開ければ
再度二本で打つことが出来ますよ!

三か月開けると再度二本打ちが出来る

製薬会社によると前回の接種から3ヶ月開いていた場合
再度2本同時投与からの開始
となります。

これは、血中濃度がだいたい3ヶ月で下がりきってしまうからなのですが
この方法を使えば再度2本同時に接種することが可能です。

しかし、この方法ですとじわじわ血中濃度が下がってきてしまうので
ご自身の片頭痛発作の頻度とそして医師と相談しながら接種を行っていきましょう。

まとめ

いろいろと接種方法を提案しましたが、最終的には医師の判断によるところが大きいです。

そもそも、製薬会社では、エムガルティは二本同時接種後一か月ごとに一本の接種が推奨されているため、この方法は邪道ともいえます。

しかし、正直一回1万円以上する注射を月に一回使用するのはかなりの家計の圧迫になるのも事実です。

今後、いろいろなデータが集まって、片頭痛予防注射薬全体が発展していくことを願っています。

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