楽天証券の改悪が騒がれる中、ついにこのようなメールが来ました。

今回は、楽天カード積み立てから、楽天キャッシュ積み立てについて触れていこうと思います。
現在(2022年6月26日)の楽天カードでの積み立てで貰えるポイント
現在(2022年6月26日時点)楽天証券で楽天カードを利用することよって、最大500ポイント(月5万円積み立て)の還元が受けられます。
高配当株の年間配当金が4%程度と考えると、このポイント還元は投資金額に対して12%と、破格の還元でした。
今後楽天カード積み立てで貰えるポイント
購入商品によって変化するが概ね最大100ポイント(月5万円積み立て時)になる

今後楽天カード積み立てでは、0.2%の還元しか受けられないことが決定しています。
以前のように1%の還元を受けるには、新しく実装される「楽天キャッシュ積み立て」に変更が必要です。
カード積み立てでも1%還元を継続できる銘柄


では、もう楽天カード積み立てで1%のポイント還元を受けることは出来ないのでしょうか?
結論としては、代行手数料が0.4%以上の銘柄であれば、従来通り楽天カード積み立てでも1%のポイント還元を受けることが可能です。
代行手数料が年率0.4%って高いの?低いの?
結論、高いです。
分かりやすく、長期投資として人気の高いS&Pと比較してみましょう。
みんな大好きS&P500と比較しよう

上記(0.0374%)がS&P500の代行手数料です。
結論、今後も楽天カード積み立てで1%の還元を受けるには、10倍以上の手数料がかかる商品を購入する必要があることが分かります。
これでは本末転倒です。
今後楽天キャッシュ積み立てで貰えるポイント

今後楽天キャッシュ積み立てにすることで、最大1%の還元が受けられます。

ん?上の表には0.5%って書いてあるけど
最大1%還元ってどういうこと?
ここで今後1%還元を受けるための大切なポイントが出てきます。
それは、
楽天カードから楽天キャッシュへチャージし
積み立て投資を行うことで1%還元が受けられる
ということです。
楽天キャッシュ積み立てにすることの注意点
楽天カードから楽天キャッシュへチャージしないと1%還元が受けられない

積み立て投資で1%の還元を受けるには、まず初めに楽天カードから楽天キャッシュへのチャージをする必要があります。
楽天キャッシュに楽天カードからチャージする方法
手動チャージ
こちらはあまり実用性のないチャージ方法です。
①楽天payアプリを開く
②チャージ・送るのタブを開き、チャージを選択する

自動チャージ(重要)
今回メインとなるチャージ方法はこちらの自動チャージになります。
①まだチャージ設定をしていない場合は、引落方法に楽天キャッシュを選択した積立設定中にチャージ設定の画面が表示されます。

②楽天会員でログインします。
(楽天Edy株式会社のWEBサイト)

③チャージ元の楽天カードを登録します。

④楽天キャッシュ残高をキープする金額を設定します。

⑤チャージ設定が完了したら、楽天証券に戻り、積立設定を続けます。

詳しくは楽天の公式ホームページを参照してください。
楽天キャッシュ(電子マネー)で投信積立 | 取引ガイド | 投資信託 | 楽天証券 (rakuten-sec.co.jp)
既に楽天カード積み立てを行っている場合の切り替え方法
筆者の場合こちらに該当しますので、一緒に紹介していきます。
①まず楽天証券ページを開き、投資信託のタブを開きます、すると下記のようなバナーが表示されているので、そちらをクリックします。

②すると、このように変更画面が表示されますので、下のボタンをクリックします。

③投資しているファンドを金額が表示されるので、次へをクリックします。

④同意にチェックを入れて、楽天キャッシュ設定へ進みます。

⑤ログインするを下記のような画面が表示されるので、チャージ方法を設定します。

⑥楽天カードを選択し、設定する。を選択します。

⑦案内に沿ってセキュリティーコードを入力します。

⑧オートチャージの金額を、投資信託の購入金額が一致していることを確認し、上記金額で設定する。
(通常なら自動でこのの金額は一致しています。)

⑨楽天証券ページへ戻ります。

⑩楽天証券側で引き落とし方法を変更し、完了です。

楽天キャッシュ積み立て投資でポイント1%還元は期間限定イベントである


楽天カードからの、楽天キャッシュ積み立てに変更完了したから、これでもう安心!
今後も楽天証券で、1%のポイント還元が受けられるね!
しかし、ここで注意したいのが、この1%還元は期間限定のイベントであるということです。
このイベントが終了してしまうと、楽天キャッシュ積み立てで得られるポイントは最大0.5%(250円)になってしまいます。
楽天カード積み立てが0.2%になることを考えれば、楽天キャッシュ積み立てに切り替えるメリットは十分にありますが、最終的には今後も楽天証券の積み立て投資で1%のポイント還元を受けるのは難しいという結論に至ります。
【まとめ】今度も500ポイントの還元を受けるためには?
代行手数料が年率0.4%の投資商品に乗り換える
代行手数料が年率0.4%の投資商品に乗り換えることで、今後も1%のポイント還元を受けながら、楽天証券で積み立てを行うことが出来ます。
しかし、S&P500の代行手数料が年率約0.04%ということを考えると、お得とは言い難いでしょう。
楽天キャッシュで積み立て投資を行う
令和4年末までの積み立てであれば、楽天キャッシュ積み立てに切り替えることで、従来通りの1%ポイント還元を受けることが出来ます。
しかしこちらも期間限定イベントのため、来年からの積み立ては0.5%に落ち込んでしまうので注意しましょう。
いっそのことSBI証券に乗り越えるのもアリ?
楽天証券と引き合いに出されることが多いSBI証券にいっそのこと乗り換えるべき?という話ですが、結論として筆者は乗り換えません。
SBI証券に乗り換えない理由①
SBI証券で1%還元が受けられる三井住友カード(NL)ゴールドの年会費無料基準の達成が厳しい
以前の楽天証券と同様に1%還元をSBI証券で受けるには三井住友カード(NL)ゴールドの使用が必須になります。
こちらのカードは、年間100万円使用することによって年会費が無料になるという条件付きのカードなのですが、筆者の場合、年間100万円もそもそもカードを使用しません。
また、この100万円の達成の中に、SBI証券での積み立てはカウントされないため、年会費を無料にするために無駄に出費を増やしては本末転倒です。
SBI証券に乗り換えない理由②
純粋に面倒くさい
楽天証券でいろいろと終わっている設定をまたSBI証券でやり直すのは正直かなり面倒だなと感じます。
そもそも、SBI証券の方も改悪がないとは未来永劫言い切れません。
規約変更のたびに振り回されていては、せっかくのほったらかし投資がだんだんと億劫になってしまいます。
楽天証券からSBI証券へ乗り換えるときの注意点
以上で、楽天証券での楽天キャッシュ積み立て解説を終わります。
いつか、楽天証券からSBI証券へ乗り換える方向けの記事も書きたいを思います。
お付き合いいただきありがとうございました。