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参考動画
透明感と立体感のあるイラストを描くためには
透明感とは薄い色、立体感とは濃い影である
この二つは相反する条件です
では、この二つが成立する解決策とはなんでしょうか
補助色に近くて、明度が高い色を陰に使用する
動画内では黄色がメインのイラストに、補色に近い青色で影を入れています
黄色の実際の補色は紫ですが、真逆の補色を使用するとキツイ印象になるそうです
黒を使わない
黒は透明感としては強すぎる色です
線を一番影が濃くなっている部分と解釈します
上記のイラストでは、陰に青を使用しているため
今回は一番濃い影は青になると考えます
(メインで使われている色とは補色が陰になる)
透明感を更に出すには光を描く
光に溶け込んでいる表現であれば
絵の切れ目はバッサリ切らない方がよいです
また、髪の艶を多めに描きます
顔のアップの場合は目の密度をあげることが大切です
目の中にも反射光を追加しましょう
その他
魅せばが少ない場合は書き込みを増やしていきましょう
書き込みを増やすとは、質感を書き込むことを言います
よくディティールをあげるともいわれます
風は髪や服のなびきのほか、光でも表現できます
線は後書きでも問題ありません
瞳孔は黒目の中心もしくは、ちょっと内側に描くと自然になります
上記を踏まえてレッツお絵描き
使用ツール
コンセプト
- 光
- 透明感
- 瓶
- ラインは縦
- 魅せばの限られた顔のアップ
シェイプ
ざっくりイメージを固めます

イメージに沿った資料を基に綺麗にします


下書き
太いペンでざっくり描きます

線画
線画を描きます

色塗り
シェイプがいい感じに見えるところを切りとします

薄く色を置きます

全体を青でまとめます

ここからが今回の課題
透明感を落とさずに立体感を出す
線画の色を変更後、補色対比を意識しながら影を塗ります

ディティールを上げることを意識しながら、描き込みます

髪のハイライトを多めに入れることを意識します

目に反射光を入れ、レンズ感を出すために上を暗くします

光の当たる人物の縁を、白で飛ばします

瓶を描き込みます

パーティクルを追加します

完成
まとめ
透明感を損なわず、立体感を出すには
- 全体を薄い色で塗りましょう
- 陰には薄い補色を使いましょう
- ※真逆の色を使うと強くなりすぎるので注意
- 黒い線は使わないようにしましょう
- 髪の艶を多めに、目の中にも反射光を入れましょう
補色対比を使えば絵が華やかになる!!
あくまでも個人の練習ノートです
得られる学びは人それぞれなので
是非実際の動画をご覧になってください