二人の物語
男性バディが尊い小説を紹介するブログ
看護

「採血失敗は『失敗』ではない」献血を失敗された話

初めて献血で失敗された

(筆者は献血に行く際、医師の指導の下休薬しています)

某日某所にて献血へ行ってきました

献血へ行くのは今回が初めてのことではなく、定期的に言っている一種の趣味のような私

そこで初めて「刺した後血液が取れない」というトラブルに見舞われました

刺した後補正するも…

いつも通り献血前採血を終え、いざ献血へ!

案内する看護師さんは愛想がいいとは言えず何とも業務的な対応

そんな看護師さんに対して「分かる、そうなるよね~」と内心で同意しつつ席へ着きました

私はこの日普通に朝から仕事をした帰りだったため、この時すでに眠気マックス

献血中に寝る気満々だったのですが…

看護師「痛いけど我慢してくださいね~」

私「はーい」

看護師「……」

私「……(あ、探ってる)」

看護師「……すみません、ちょっとお待ちください」

私「はーい」

そんな感じで同業者の私はのんびり穿刺失敗されていたのですが、担当の看護師さんは若干慌てて人を呼びに

眠い私と頑張る看護師さん

この後看護師さん三人ぐらいが私の周りに集まってきます

手を変え人を変え補正するもなかなか入らず

その間私はものすごく眠かったので目をつぶっていたのですが

看護師「気分悪いですか!?」

私「あ、大丈夫ですー」

本当に大丈夫です!眠いだけです!

ものすごく気遣ってもらって若干申し訳なくなりました

頑張るも入らず

結局補正しても入らずその間私は

(こんなに長時間補正してたら針先詰まらんか?)と不思議に思っていたのですが案の定

「固まってますね…」と看護師同士での会話が耳に入りました

そりゃそうだ~

そのあとベテランと思われる看護師が「血液って固まりやすくてね…」と懇切丁寧に説明してくださり、内心

(わかります!わかりますから大丈夫です!)と思いながら話を聞きました

そして、担当してくれた看護師さんは、さっきの業務的な態度とは打って変わって

「すみませんでした……」と意気消沈のご様子

あぁ~~~いいんですそんな!穿刺ミスは失敗じゃないんです~~~~!!

丁寧な送り出し

その後ベットから起き上がると「お出口まで案内しますね~」と

普段なら勝手に一人で出ていけ方式なのに好待遇だなぁなんて思いながら出口に向かうと、担当の看護師さんが受付に「穿刺後、できませんでした」と伝えていました

なるほど、そんなこと言うんだ、と少し関心

献血中寝るつもりだったのになぁなんて思いながら受付で待っていると、受付のお兄さんが「本日は申し訳ありませんでした」とまた謝罪

いやほんと、お気になさらず

お詫びを貰った

そうして受付から「お詫びと言っては何ですが…」と洗剤を貰いました!やったー!

採血の失敗は失敗ではない論

透析室にいて学んだ「採血失敗は失敗ではない論」

刺されている患者さん的には「は!?下手だから失敗したんでしょ!?」と怒りたくなる気持ちも分かります、痛いですし

でも私的には、採血失敗は失敗ではない!

なぜなら、あんなものどんなに練習しようが、どんなにベテランだろうが失敗するから!

なので穿刺失敗してもあまり気を落とさないでほしい!

ABOUT ME
かやの
本と時々絵

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA