使用ツール
ラフ
今回はあまり動きのあるポーズではないので
大ラフをスキップしています
躍動感のある構図を描く場合はこの前に大ラフの過程が入ります

パーツごとに色分けしておくと見やすいです
隠れている部分もしっかりと描くようにしましょう
下書き
まず頭から描いていきます
頭を基準に体を描くことでバランスの崩れを防ぎます

下書きでも見えない部分まで描いていきます

線画
線画は今回もパーツごとの区切りを8px
その他細い線を5pxで描いていきます
まず8pxの太い線で輪郭描いていきます
今回はラスターレイヤーを使用しています

その後5pxの細い線で中を埋めていきます

そうすることでメリハリがあり
書き込みの多い線画を簡単に描くことができます

色塗り
色を塗る前に下準備をします
まずレイヤーの一番下にある用紙を選択します

そしてレイヤープロパティ内のレイヤーカラーを
濃い色に変更します
レイヤーカラーの右になるバケツマークをクリックすることで
現在選択中の色へ変更することが出来ます

肌
色選びは好きなイラストレーターさんの色を真似します
どこにどの色が使われているかスポイトで吸って確かめてください
これをやるだけでも色塗りが格段に上達します

髪の影や顎の影には濃く、はっきりした色を乗せます
この時使用するペンは水彩のようなボケ足の強いものより
比較的はっきりと色が乗るペンをお勧めします
主線も水彩も厚塗りも一本でやる怠けものブラシ – CLIP STUDIO ASSETS (clip-studio.com)
今回は上記のペンを使用しています
顔の丸みを表現する環境影は不透明水彩などのものでふんわりと乗せます
また、鼻の部分にも色を別においてあるので
私のイラストでよければスポイトで色を吸ってみてください
個人で使用する範囲であれば保存していただいて問題ありません
目

白目は真っ白より少しくすんでいた方が肌色に馴染みます
こちらも好きなイラストレーターさんがどんな白目の色を使っているのか
スポイトで吸ってみることをお勧めします

目の塗り方については好きなイラストをよく観察して
似せる様に塗るのが一番かと思います
メイキングが公開されていなくても、見て真似することはできます
手順が違っていても、同じように描くことが出来れば問題はありません
髪

今回は一影と二影を同じレイヤーに塗っています
髪を塗るコツは髪の束を意識することです
上に束があるところには影が出来ます
また、毛束を分けるように塗るのも綺麗に見えます

一影が浮いているので、スプレーで境界を馴染ませます

一影の下地の間に二影の色で線を入れます
こうすることでシャープな印象になります
これは水彩境界と同じ効果です

最後にハイライトを入れていきます
ハイライトは頭の丸みを意識して入れます
また、同じ形のハイライトが連続しないよう注意しましょう
ハイライトの色を徐々に薄くする方法は
消しゴムで消しても構いませんし、マスク機能を利用することでも可能です
仕上げ

服と小物を塗って、簡単な背景を描きます。
画像を結合した後に細かい毛を描き加え、線画の色トレをしたら完成です
反省点
- 頭が大きい
- 小物の塗が足りないので平面に見える